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計算機・jqueryによるWebラーニング(その1)

Webラーニングのサンプル(その1)

 ここでは、jQueryを用いたWebラーニングの例として、"jQueryPagination"プラグイン(https://github.com/gbirke/jquery_pagination)を用いた、 自習用の学習システムを作成しました。

jQueryのスライドショーを使った別のサンプルは、こちらWebラーニング(その2)にもあります。

 サンプルは、気象予報士試験の問題(平成25年度第2回目)を取り上げていますが、試験問題には図表が含まれており、図表を取り扱える スライドショー的に設問等が作成できるプラグインを採用しました。スライドショーですので一画面のサイズがほぼ固定されており、図表を 加えると、サイズが問題毎に大きく違ってくる可能性があります。そこで図表はある程度縮小して表示し、 図をマウスでクリックすると、拡大表示できるように、"colorbox"プラグイン(https://github.com/jackmoore/colorbox)で、拡大表示するように工夫しています。

 気象予報士試験の中で、5択問題である学科の一般知識の15問を試しています。問題番号順(前へ、次へボタン)にスライドする、または番号を指定してジャンプするよう、 にスライダーが設置されています。 試験問題の正解は、スライド下部に”正解”のリンクを設定しており、ここにマウスを置くと正解がTipsとして表示されます。

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気象予報士過去問のサンプル・デモ

(本デモは、プラグイン"jQueryPagination"と"colorbox"と使用しています)

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サンプル・デモ(その1)の評価

 自宅学習用に、JavaScriptベースのjQueryのプラグインを用いて、多択問題のドリル・サンプルを 作成した。使用したプラグインは、"jQueryPagination"と"colorbox"とを組み合わせた。

 サンプル試験問題として、気象予報士試験の問題を取り上げた。

 JavaScriptベースである限り、問題の抽出、成績の履歴などデータベースが備わっていないことが、 いずれにしても効率的な学習には問題となろう。

 また、前回不正解だった問題だけとか、難易度が分かれた問題である特定の難易のものだけを抽出して Webラーニングする機能がやはり必要となる。また、設問をHTMLソース中に含ませることにより、 設問(テキスト)の流動性、可搬・移植性が損なわれる。やはり、データベース機能付きで、問題をデータベースから 抽出して、PHP経由でWebページ化する方法が最も適しているように思われる。

 一方、Moodleのような大規模システムになると、機能として必要部分は揃っているかもしれないが、 不必要な部分まで勉強を強いられる可能性があり、学習システムを構築するのに躊躇してしまう。

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Literature Cited

関連ファイルのダウンロードは、こちら(未リンク)で取り扱っています。

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